2024.9.21

NO MORE______.

1982年。国連軍縮特別総会で、被爆者の山口仙二さんは訴えました。 「NO MORE HIROSHIMA. NO MORE NAGASAKI. NO MORE WAR. NO MORE HIBAKUSHA.」 その言葉は、いまも多くの人々の心を動かし続けています。 ひとりの声は小さい。 しかし無力ではないと、山口さんの姿が物語っています。 今日は国連が定めた国際平和デー。 あらゆる争いや暴力に「NO MORE」を求め、世界中の人々に停戦と非暴力を呼びかける日です。 だれもが安心してくらせる社会をつくるために。 あなたは何を願いますか。

NO MORE
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2024.8.9

3秒

想像してください。
このわずかな時間のあいだに、
まちや人々が
4000度の熱線で焼かれ、
破壊されたということを。

命を奪われた人たちは、
逃げる時間も、
さよならを言う時間も、
ありませんでした。

この3秒を繰り返さないために、
あの日から79年が経ったいまも、
わたしたちは、声をあげ続けます。

NO MORE NAGASAKI.
NO MORE GENOCIDE.

2024年 3秒
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2024年 3秒
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原爆炸裂後の状況が、
複数の紙面に掲載されています。


2024年 3秒
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2023.8.9

武力か、対話か。

Force or dialogue?

戦争の行き着くさきを、
長崎は知っている。

7万人以上のふつうの市民が、
一瞬にして命を奪われた。
生きのびた人たちも、
後遺症や差別に苦しんだ。

「核兵器の使用は
避けられなかったのか」
「戦争を止めることは
できなかったのか」

8月9日。
声なき声が、
わたしたちに問いかけてくる。

武力か、対話か。

Nagasaki knows where war leads.

Over 70,000 innocent lives were lost in an instant.
Those who barely survived have long suffered the effects of radiation exposure and faced discrimination.

"Did you do everythings possible to avoid the use of nuclear weapons?" "Weren't you really able to stop the war??"

Today on August 9, the voice of the voiceless dead speak to us.

2023年 核兵器を囲んで話し合おう。
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2023.5.19

核兵器を囲んで
話し合おう。

Letʼs come together to discuss the matter of nuclear weapons.

長崎は広島と同じく、核兵器による被害の実相を知るまちです。
核兵器は熱線や爆風、放射線などにより、一瞬にして多くの生命を奪い、都市を破壊し尽くしますが、核兵器が存在してはいけない理由はそれだけではありません。
核兵器が持つその危険性をテーブルにならべて話し合ってみませんか。
身近な人との井戸端会議から、世界のリーダーが集まる国際会議まで、様々な場所で対話が生まれまることを願っています。

Both Hiroshima and Nagasaki know the reality of the suffffering caused by nuclear weapons.
Nuclear weapons take many lives in an instant through heat waves, blast, and radiation; as well as completely destroy cities, but these are not the only reasons why they should cease to exist.
Wonʼt you join in discussing the dangers of nuclear weapons, laid out one by one, with us? From simple conversations with those nearby, to the international meetings where world leaders assemble, we hope that this discussion is begun in many difffferent places.

2023年 核兵器を囲んで話し合おう。
核兵器が
存在しては
いけない理由

The reason
nuclear weapons
must cease to exist.

ロシアが核兵器を使用すると、数時間後には 9150 万人が死傷する。

If Russia were to use nuclear weapons,91.5 million people would be killed and injured in a matter of hours.

核兵器による健康被害は生涯続く。

Health effects caused by nuclear weapons last for life.

女性の方が、放射能の影響を2倍受ける。

Women are twice as sensitive to radioactivity.

今日まで核戦争が起きなかったのは奇跡。

It is pure luck that nuclear war hasnʼ t happened yet.

核兵器が使用された場合、外部から助けられない。

If nuclear weapons are used, there is no way to effectively deliver humanitarian assistance to victims.

核戦争が起こると、広範囲な地域で飢餓が続く。

Should nuclear warfare occur, widespread famine will ensue.

核兵器が落とされたのは広島・長崎だけではない。

Nuclear weapons have been detonated in more places than just Hiroshima and Nagasaki.

核兵器を維持するための年間予算は 11.1兆円。

The cost for maintaining nuclear weapons is as much as 82.4 billion dollars per year.

2022.9.21

わたしたちの
奪われた日常集

2022年9月21日、国際平和デーの日。
長崎新聞が1996年から連載している「私の被爆ノート」から、9名の被爆者の証言を紹介しました。

一発の爆弾は、一瞬で7万人以上の命を奪っただけではなく、その後何十年にもわたって被爆者の日常を奪い続けてきました。 被爆者の言葉はその苦しみを教えてくれます。

紙面を小冊子にすることもできますので、日常のふとしたときに読み返していただければ幸いです。

2022年 わたしたちの奪われた日常集。
2021.8.9

核兵器の数だけ
使われるリスクも
存在します。

黒い丸は世界の核保有国が持つ1万3865発の核兵器の数を表し、赤い丸は1945年に広島と長崎に投下された原爆を表します。
核兵器が存在し続ける限り、消えない使用のリスクに対し私たち全員が当事者です。
ロシアのウクライナへの侵攻で、核兵器の使用リスクが高まる中で、私たちの想像力が試されています。

2021年 核兵器の数だけ使われるリスクも存在します。
2020.8.9

今年の8月9日も、
家で祈ろう。

式典に足を運びたくても運べないかたのために、原寸大の平和公園の石畳を、今年もお届けいたします。 ウェブサイトからダウンロードしてご活用ください。

2020年 核兵器の数だけ使われるリスクも存在します。
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